倒立:逆さまから立つことを考える

倒立(逆立ち)について、随分前に武井壮が「笑っていいとも」(もう10年以上前になるのか…)で解説していたのを思い出した。動画が見当たらないので、同じことを語っているものを載せておく。

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要するに、手で立つのも足で立つのも同じことだから足で立ってるってどういう状態なのかをまずはきちんと観察しなさい、ということを言っている。武井はここで「立つことはできる」というのを前提に倒立の解説をしているけれど、既にここまでお読みの方は思ったはずである。いや、私たちは本当に立てているのか? と。

「手で立つことと足で立つことをバラバラに考えているから倒立が難しい」という指摘は鋭いが、そもそも足で正確に立てていないから手でも立てないのではないか。このことを考えるのに、やはり倒立の練習は欠かせないと思う。

なお、かの手塚治虫も倒立をしている。(42:40~)

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砂時計はひっくり返さなければ機能しなくなる。人間もたまには逆さまになる必要があるのかもしれない。