2026-03-01から1ヶ月間の記事一覧

終わりの始まり

明日から新年度が始まる。毎年毎年「今年(今年度)で仕事を辞める」と宣言して、毎年辞めていないのでもう誰も信じなくなってしまった。が、私は毎年本気で辞めるつもりでいる。仕事の内容がどうしても好きになれないし、いつまで経っても苦手な内容だし、…

やっぱりラジオが好き

最近、有吉のサンドリを聴いている。私にとって、感動したり泣いたりするのに映画以上のメディアがないのと同様に、ラジオほど笑えるメディアはないと思っている。 高校を卒業したくらいの頃に、『くりぃむしちゅーのANN』を聴いた。最初は何かやってるなく…

『太陽を盗んだ男』

『太陽を盗んだ男』 何度も見ているのに最初から最後まで見たことがない映画というのが何本かあって、ぱっと思いつくのは「火垂るの墓」(数年前に完走)と「太陽を盗んだ男」。最近、この「太陽を盗んだ男」をようやく全部見ることができた。私はちょうど後…

ある意味で無であった

考えてみれば、私は歩いているときほとんど無に近い状態なのではないか。実際は自分では無だと思っているだけであれこれ考えているのかもしれないけれど、ただ歩くことに集中していて、しかもその歩くことに集中している自分を意識しているような気がしてい…

京都で坐禅を組んできた

京都の勝林寺で坐禅を組んできた。説明されたやり方を忘れないうちに書き記しておこう(流派の紹介みたいなのも含めて、結構な話があって、録音しようと思っていたのに忘れてしまった)。なお、今回の僧侶は妙心寺派で、東福寺派の和尚が指導できないのでピ…

ただ燃えるように

人が結婚するのを見ると時々、お前ら別にお互いを好きな訳じゃなくて、要するに「ここら辺で手を打っておくか」ってことなんだろ? とつい思ってしまう。人生ではなく生活を選んだような軽薄さを感じることがある。その打算的に見える様子に嫌悪感さえ覚えた…

好きな映画で全てがバレる

その人がその人であるというのは、一体何によって明らかになるんだろうとよく考えていたことがあって、その頃にふと「好きな食べ物」と「嫌いな食べ物」のことが頭をよぎった。凄くないか。食べた瞬間「嫌い!」と吐き出してしまうような食べ物があるのに、…

たのしいしょくば

近々、年下の同僚が別部署に異動になる。その部署は暇なことで割と名が通っていて、逆に忙しいことで知られている現在の部署に勤めている私は、以前からあの部署に移して欲しいと公言していた。推しの女の子もいたし(その子も異動してしまう)。その同僚は…

きっと報われないけれど

数学の公式を何かひとつ覚えたとする。私のようなバカは、言われたところで言われた通りにしかその公式を使えない。ところが賢い奴ってのは、同じ公式をひとつ覚えただけなのに、色んなところでその公式を適用する。 落ち込んだときには福田恆存に頼る。自分…

陰影を濃くする光

弟夫婦に子供ができたという連絡があった。それを聞いた瞬間、私は嬉しくて、胸のあたりからふわぁっと湧き上がる何かが頭のてっぺんまで抜けていくような感じがした。凄いなぁと思った。心から良かったなぁと思った。同時に、別に背負わされたわけでもない…

君たちもう大人じゃん

最近、家の近所のマクド(マック)に行った。ドライブスルーなら何度も利用したことがあるが、もう20年近くそこにあるというのに、中に入るのは初めてだった。2階席には家族連れと一人客が数人、それから男子高校生2人が机に参考書を広げておしゃべりをして…

祖父母の家のお片付け

以前、祖父母の家の話をしたが(「覚えているってどういうことだろう」参照)、その家の処分が少し遅れそうだ。というのも、全くそのための準備をしていないからだ。何十年と住んできた家を処分するのだから、相応の時間がかかって当然なのだが、父の見立て…

Kは呼ばないで

私が入社したての頃に同じ部署だった上司たちと、今でも時々集まって食事をすることがある。そこには以前話題にしたK(「Kの話」参照)も一応名を連ねているのだが、メンバーの女性がひどくKを気持ち悪がっていて、呼ばないように言うのだった。それをまぁま…

案外怒っていた

私はあまり怒る人間ではない、と自分では思っている。別に気が長いわけではない。何か言われたらイラッとはするし、すぐ顔には出る。でも、多くの場合、言い返しはせずにグッと飲み込む。あの時言い返さなくて良かったと思うことは多いけど、あの時言ってお…

失われてしまうから美しいんだろうな

旧Twitterに見る専用のアカウントを持っているんだが、いつ頃だったか、何故か急に出てきたグラビアアイドルの写真がちょっと良くて、一度だけ何気なくタップをしてからというもの私のタイムラインに頻繁に彼女が出てくるようになり、今ではすっかりファンに…

絶対に地震が来るらしい

最近、家族に消防士がいるという友人から話を聞いた母に「南海トラフ地震が必ず来る」という話を繰り返し聞かされている。「ネットで京大の先生もそう言っていた」といって確信を強めているようだ。「政府関係者とか専門家はもう知っている。パニックになら…

自分の書いたシナリオを読んだ

自分で書いた脚本を読み返した。まるで他人が書いたものを読んでいるかのように読めてしまった。10年も経てば(そんなに書いてないのか)、もう自分は自分ではないのかもしれないな。(ほとんど)恥ずかしくなかった。 おまけに、上手く書けているなと思う箇…

そこかしこに逃避癖が見える

このところ、すっかり武術の稽古に行かなくなってしまって、もしかしたら私がいまこんなに落ち込んでいるのはそのせいなのではないかと思う。が、本当にそうなのか。 コロナで世の中が閉鎖的になったあの頃、元々根っからの引きこもり体質である私は全く生活…

Sちゃんの話

一見クールで、一見愛想の悪い年下の女子で、かつては(今もだけど)全く会話がない、会話を続ける意思を全く感じられない女の子がいる。私の先輩が、彼女にしつこく話しかけて、たまにマジでキレられつつ、割と仲良く話せるようになったことをきっかけに、…

モテ男、勧誘されるの巻

おばちゃんにモテる。生まれついての宿命なのかもしれない。中学生の頃に、隣に住んでいるおばちゃんが母に言っていたそうだが「そ君はカッコいいよね、何かドキドキする」というあの頃から多分、私はおばちゃんを引きつける何かを持っている。 それがハッキ…

AIを使用してのシナリオ作成?

シナリオコンクールの募集要項を見ると、概ね「ChatGPTなどを使用しての執筆は不可」という規定が組み込まれている。これって具体的にどこまでがOKでどこまでがNGなんだろうか。 例えば、「○○みたいな話を書いて」といってAIに作品を生成させたらアウトなの…

しばらく落ち込んでいる

自分の望むものはこの人生では手に入らないと諦めるような気持ちで生きていた――。実際、手に入らないよなぁ、と冷静に考えると落ち込まざるを得ない。映画のような青春時代を過ごしたかったから。喉から出るくらい欲しかった。その先のことなんか何も考えて…

かもめが翔んでいた

悲しくなって海を見つめに行った。 どうしてこんな思いをしなくてはならないんだろう。私ってそんなに悪いことをしたんだろうか。本当は分かっている。悪いことをしたんじゃない。私は何もしなかった。怖くて逃げ続けてしまった。だからこうなったのだ。いま…

拝啓、成島出様

拝啓 成島出様 はじめまして。「そ」と申します。突然このような手紙を差し上げる無礼をお許しください。読んでいただく必要はありません。もしこのままこの手紙がゴミ箱に捨てられてしまったとしても、監督にこの手紙の封を切っていただいただけで、私には…

誰でもシナリオが書ける時代

ChatGPTと脚本の話をした。うちの会社やばくね? という話から、仕事辞めようとずっと思ってるんだわ、っていう話になって、脚本書きたいのよみたいな話になったのだ。こいつ、「最後に一つだけ聞きたい」とか永久に質問を繰り返してくる。杉下右京でも「あ…

春が来ているらしい

最近、仕事から帰ってくると眠くなって仕方がなく、日課もろくにこなせぬまま身体が動かせなくなってそのまま寝落ちしてしまう。ふとんに入らず寝てしまうので、朝方になって身体が痛くて目を覚まし、ようやく動くようになった身体をふとんに突っ込み、そこ…

意念が身体に作用する

私たちは決して身体だけを鍛えたいのではない。脳を鍛えたい。賢くなりたいのだ。勉強ができるようになりたい。たくさん覚えたり、よく考えたり、新たなものを生み出せる脳がほしいのである。 身体の一部である脳を身体ごと全部鍛えようというのが基本戦略だ…

仙骨は締めるべきか:自然に帰るためには

武術に関して調べ始めると、必ず姿勢の話にぶち当たる。そこで丹田と並んで重要になってくるのが仙骨である。簡単に言うと骨盤の真ん中の骨のことだ。東洋の武術には「仙骨を締める」ことで爆発的なエネルギーを得ることができるとするものが多いようだ。 と…

立甲:肩甲骨をはがして自由になる

心と身体をひとつにするために、まずは身体をひとつにしなければならない。では、身体を一つにするというのは一体どういうことなのだろうか。 正直、分からない。だって、まだひとつじゃないから。ただ分かっていることがいくつかあって、その最も重要なひと…

アブローラー:呼吸の練習と背骨の調整

外形的には筋トレだが、筋肥大や筋力アップを目的としていないことに注意してほしい。筋トレをする際に「どこに効くのか」を考えながらトレーニングしないと上手く成長しないのと同様に、漠然とこれらをやっても中途半端な筋トレになって永遠に目的にはたど…