結局、いま何をやろうとしているのか

別にこんなことを断っておくこともあるまいが(どうせ誰も読んでないし)、正直自分の中でも考えがまとまっていない上に根拠もないから、ここでは適当なことしか書けない。この先も同じようなことを繰り返し書くだろうし、一方で、正反対の内容を書くこともあると思う。

(自分のために)端的に今の構想を書いておくと次の通りになる。

賢くなりたいけど、勉強しても賢くはなれない。賢くないと勉強ができないからだ。脳を直接鍛えることはできないが、脳は身体の一部だから、身体を鍛えることで間接的に脳を鍛えることはできるのではないか。ただし、闇雲に身体を鍛えても脳に影響はほとんどないだろう。そこには両者を繋げる工夫が必要だ。そこで心身を統一させるための伝統的な技法に注目する。中心となるのは「武術」だ。それはまさに命を賭けた営みだからである。またそれと並行して、「演技」のことも考えたい。驚くほどの共通点があるからだ。

武術で強くなり、心身の健康を保ち、脳を活性化させて思考・記憶・創造の力を高めることは、全くひとつのことである――という仮説を立て、これを検証する。実験台は自分である。最終的にやりたいのは、劇形式の物語を書くことである。

恐らく、誰にも全く理解されない、相手にもされないだろう。そういう孤独な研究をやる。